こん○○は、よふかしわーくすのよふかしさんです
手持ちのサブ機のノートPCをWindows10→Windows11にアップグレードしました
本機はIntel第六世代の古~いPCなので、通常のUpgradeは要件を満たさずで実行できずでして、クリーンインストールでWindows11を無理矢理?入れてみました
Ubuntuの時もそうですが、なるべく早い段階でリモートデスクトップ接続したかったのですが
いつもの通り、少しハマったので備忘録を残しておきます
✅ この記事でわかること
- Windows11 Proでリモートデスクトップを有効にする方法
- ホスト側のIPアドレス確認とユーザー設定
- ファイアウォールやセキュリティポリシーの調整
- 接続できないときのトラブルシューティング
Windows 11 Proでホスト設定するセットアップ条件
今回は以下の条件でのセットアップを解説します
- 自宅LAN内で接続する
- WindowsのクライアントPCからWindows11 ProのホストPCにリモートデスクトップ接続する
- ホストPC側はクリーンインストール状態
- ホストPCの情報は下記
- エディション Windows 11 Pro
- バージョン 24H2
- OS ビルド 26100.4946
ステップ1:リモートデスクトップを有効化する
まずはリモートデスクトップを有効化していきます
スタートメニュー→
設定
を開いていきます

システム→
リモートデスクトップ
と開いていきます

リモートデスクトップをオンに変更します

Windows11 Proの場合、デフォルトでAdministratorは有効化されています
必要に応じて、
リモートデスクトップユーザー
から、下記のウィンドウでユーザーを追加します

ステップ2:Windows Defender ファイアウォールの設定
スタート→
defenderと入力→
Windows Defender ファイアウォール
を選択します

受信の規則、で、下記が有効化されていることを確認します
- リモートデスクトップ シャドウ (TCP受信)
- リモートデスクトップ ユーザーモード (TCP受信)
- リモートデスクトップ ユーザーモード (UDP受信)

ステップ3:リモートデスクトップ接続確認(1)
いよいよ接続していきます
まずは接続先のPCのホスト名を確認します
hostname
こんな感じで返ってきます

IPアドレスベースでも接続できるので、確認します
ipconfig
こんな感じで返ってきます

リモートデスクトップアプリを開いて、こんな感じで入力します
下記はIPアドレス入力の例ですが、ホスト名でもよいです
ユーザー名はホストPCのAdministrator、通常ログインユーザー名を指定します

ステップ4:トラブルシュート | グループポリシーエディターの編集
今回の場合は下記のエラーで接続ができませんでした
ユーザーアカウントの制限(たとえば時間帯の制限)により、ログオンできません。サポートが必要な場合は、システム管理者かテクニカルサポートに問い合わせてください。

この原因ですが、ログオンパスワードが空で設定されている場合の現象です
解決方法は、下記の通り、グループポリシーエディターから編集します
Win+Rコマンドから下記でグループポリシーエディターを起動します
gpedit.msc

コンピューターの構成→
Windowsの設定→
セキュリティの設定→
ローカルポリシー→
セキュリティオプション
この中にある、
アカウント:ローカルアカウントの空のパスワードの使用をコンソールログオンのみに制限する
を、無効化します

こんな感じ

ステップ5:リモートデスクトップ接続確認(2)
前述のトラブルシュートを実行することで、下記の通りIPアドレスベースで接続できました
(ちょっとわかりづらいですが、上部にIPアドレスが表示されるバーがあります)

終わりに
こんな感じでうまくリモートデスクトップ接続が可能になりました
- リモートデスクトップの有効化
- Windows Defender ファイアウォールの設定
- グループポリシーエディターの編集
リモートデスクトップ接続を活用してメインPCから操作すれば
新しくセットアップするPCも快適に操作することができてサクサク進められます
ログオンパスワードを空にするのはセキュリティ的にはおすすめできませんが
こういう事例もある、ということで。。。
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